自然災害建物

共有敷地面積		47,595.03㎡	登記簿から総面積計算
総延床面積		28,309.667㎡	1972年管理契約書により延床面積計算
総専有面積		26,529.40㎡	販売時カタログにより延面積計算
総建築面積		6050.63㎡	集会所、管理事務所、ポンプ室含む			建蔽率12..7％
住棟　住戸タイプ	タイプ	専有面積	住戸数	10戸棟	20戸棟	30戸棟
	Ａ	75.82㎡	80	Ａ6	Ａ4　Ａ7	Ａ5
	Ｂ	87.56㎡	30	Ｃ1　Ｃ2　Ｆ5
	Ｃ	75.84㎡	100	Ａ1　Ａ2　Ｆ1 　Ｆ2　Ｆ3　Ｆ4	Ａ3　Ｅ1
	4ＬＤＫ	102.53㎡	100	Ｂ1　Ｂ2　Ｂ3　Ｂ5	Ｂ4　Ｃ3　Ｄ1
	22棟		３１０戸	14棟	7棟	1棟
その他建物	集会所・管理事務所（管理事務室・組合事務所・文書室）棟　　ポンプ室棟
住戸棟構造竣工年	一期　　1972年		230戸	Ａ1～Ａ5，Ｂ1～Ｂ５，Ｃ１～Ｃ3，Ｄ1，Ｅ1
	二期　　1973年		80戸	Ａ6～Ａ7，Ｆ1～Ｆ5
事業主	大成建設㈱
設計事務所	大成プレハブ㈱　：現　大成ユーレック㈱
施工会社	大成プレハブ㈱　：現　大成ユーレック㈱
建物・住戸棟へりんく　　（住戸棟とはどんな建物、何年まで持つの、住み続けるための管理とは・・・）
土　　地	第四種風致地区　　　高さ制限15ｍ			敷地面積の２０％以上緑地確保必要（鎌倉ＧＨの現状36％）　　樹木伐採・緑地の変更は条件あり

敷地内	敷地全体が傾斜地にあり、道路脇Ｌ型側溝に雨水が滝のように流れても、道路が冠水することは無い。
擁壁	1973年（昭和48年）１１月９・１０日の集中豪雨でＦ５号棟から梶原六本松公園へ曲った角のバス停近くの道路脇の山の斜面の擁壁が倒壊し、通り掛った車と人が遭遇し死亡事故ありった。その後、倒壊しない擁壁に改修されている。又、東梶原からＧＨへのバス道路の山の斜面の擁壁も合わせて改修された。・敷地内に多数ある擁壁は、万が一倒壊しても建物に被害が及ぶ恐れは少ない。2019年以前の47年間に一度あるが、建物には及ばない小さなものである。
住戸棟屋根	一時間１００ｍｍを超える雨が降っても、基本的には、住戸内漏水は無い。但し、山際の住棟は屋根ドレーンに枯れ葉がたまり屋根より水が溢れることはあるが定期的に屋根ドレーンの清掃をしており減っている。屋根庇の立ち上がりが１５㎝と少ないため一時溜まっても、排水される。

敷地内	鎌倉ＧＨは、山の中であり、近隣に比べて積雪は多い。梶原、梶原口まで出ると、その積雪量の差に驚く、又、車の通行量の少ないことも影響している。しかし、周囲の山を含めた雪景色は、雪の降り始めから、積雪景色も素晴らしく、寒さ不便差を忘れて感動する。
バスの便	２０㎝を超える積雪の場合の朝について、江ノ電バスは、除雪車て除雪するか、又はタイヤチエンを巻いて普通時間帯で運転される。昼頃には通常運転に戻る。　但し、鎌倉ＧＨは、坂の上にあり直ぐ下の東梶原までの場合もある。　京急バスの大船行きは、鎌倉ＧＨ内の坂道だけではなく、大船までの道路の事情もあり、一日運転休止の時が有る。
自家用車と駐車場	車の出入りが無理な積雪量の時は、住民は各自の駐車場周りの除雪は各自で行い、駐車場内通路はＧＨの作業　　　員及び住民が協力して行う。　公道は、車の通行が多いため一般的には支障が少ないが、積雪が多くても近年は融雪が早く１～３日の問題である。
住戸棟屋根	住戸棟の屋根の積雪は、庇先端の立上が１５㎝と少なく積雪も少なく、屋根の積雪は、融雪が早い。

台風による被害	・大型台風の場合ついて・台風の通過する方向により、各住戸棟の受ける風の強さは大きく異なる・近隣を台風が通過しても、台風の風の強さなどはあまり感じない。冬の強風と同程度である。・鎌倉ＧＨで最も風を強く受けるのは、台風の風が北から吹く時である。Ａ１号棟からＥ１号棟方向に吹く風でバス　道路沿いの建物は団地内で最も風を強く受ける。但し、現実には前に山、棟があり受ける風は弱い状況　この方向でも少し外れる、又、建物の方向が異なるものは、台風であることは分かるが、台風の強い風を感じる　ことは無い。 2019年9月台風15号は北風の強風であったが、これらの棟の居住者は台風情報以下の状況なので夜中の１時前後でもあり一時目を覚ましたが、直ぐまた朝まで眠りについたとのこと。建物の方向が異なる私も一時目が覚めたが、様子を見て再び直ぐに眠りについた。予想以上に台風に強い風を受けない団地である
敷地内の樹木	強い台風を北から受ける場合は、バス停近くの中央緑地で、根の浅い樹木は倒木することがある。 2019年9月台風15号では、樹木も大きくなっており多数の倒木がみられたが全体として一部である 2019年10月大型台風19号は、風の方向が異なり木々の小枝、葉が落ちる程度である　　　（土地は岩盤）
棟の被害	原則として無い。
専有住戸内の被害	北風の強い台風の時は、窓下から雨水が浸入することが有る。事前に、窓下へタオルなど敷き並べてやり過ごしている。１０年に一度あるかないかである。又、サービスバルコニー扉のロック忘れなどで扉が煽られガラスが破損した例がある。
電氣・ガス・水道	・電気・ガス・水が止まることは無い

■神奈川県・鎌倉市防災資料より転載

鎌倉市南海トラス地震防災計画について	対策計画を策定する施設等の立地地域　鎌倉ＧＨはこの地域外である	鎌倉市
鎌倉土砂災害ハザードマップ（急傾斜地の崩壊）	腰越・深澤地域	鎌倉市
鎌倉市海抜マップ
神奈川県活断層三浦半島（鎌倉市含む）	マップ⑧	神奈川県
鎌倉市地区別危険箇所	南部地区

耐震基準	旧耐震基準（１９８２年以前の建物）鎌倉ＧＨは１９７２年で該当する	新耐震基準１９８３年以後の建物
鎌倉ＧＨと同壁式ＰＣ構造の被害調査報告 1995/2大成ユーレック㈱（旧社名大成プレハブ）発表報告による	阪神淡路大震災調査報告から。被害救助適法市町村、大阪・兵庫・淡路の２５市１１町村、　合計６２９棟（１４６９７戸）の内、兵庫県下の壁式ＰＣ造の被害状況
	２０２棟（4666戸）内178棟災害指定地　要補修　　　８棟　軽微な補修　４棟	58棟（1346戸）内48棟災害指定地　要補修　　　０棟　軽微な補修　０棟
	要補修の内６棟は、建物直下の地盤によるもの　である。他の２棟はひび割れ１ｍｍ程度ある。　何れも補修で構造性能は回復する被害である。	被害なし
東日本大震災の鎌倉ＧＨと　同壁式ＰＣ構造の震度6以上の地域の被害調査報告（新旧耐震の区別なし） 2011/04大成ユーレック㈱報告による	１０４棟　東北地方　８棟　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　関東地方　９６棟
	被害状況　　　全壊　０棟　　　半壊　０棟　　　　　　　　　軽微な破損　４棟　（内１件東北地方）　※軽微な破損とは、壁の一部に０．３ｍｍ以上のひび割れ及び欠けが認められたもの
鎌倉ＧＨの耐震診断について	２０１８年現在、耐震診断はしていない。　・日本国内の大地震に置ける５階建て以下の壁式構造の地震の被害状況から、　実施していない　・１９９５年阪神淡路大震災の他、２０１１年東日本大震災などの報告から、　　被害は地盤によるのが、被害の主体であるため

鎌倉は、神奈川県の中でも気候の温暖な地と言われ、明治初年から保養地、別荘地となってきたところです。その鎌倉の中でも鎌倉ＧＨは、周囲を山林に囲まれ、気候に恵まれたところと思います。この団地内に置いても、住棟の方位角度などから、四季の日照時間が異なり、風の流れにも差があります。
　関東地方神奈川県南部に当たり気候は温暖です。新築入居時の鎌倉ＧＨは、便所を含む全室温水暖房用の給湯配管されていましたが、入居の早い時点から使用している人が少なく、今は見掛けないことからも証明しています。暖房、冷房は軽装備で、済むところです。近隣の人に確認をお勧めします。
　下記は、公開されていた鎌倉市関係の気候の資料です。クリックして見てください。

鎌倉ＧＨ敷地内中央に有り
防災用行政無線局	広域断水時の給水場所

かまくら環境白書令和 2 年度版の内資料参照
鎌倉市の現状把握参照(平成２７年度版)